就職、転職で避けては通れない書類の作成。
派遣会社へ登録する際、現在は履歴書を提出する場合もあれば、WEB上での入力のみで書面の提出は必要ない場合もあります。
派遣会社によって形に違いはありますが、必要な内容は履歴書と同様です。
新卒の就職活動では、履歴書作成の講習が行われることもあるくらい重要な項目です。
しかし結論、派遣登録の際は最低限の内容で十分です。
私自身の経験から、派遣会社に登録する時の履歴書(WEB入力など)の書き方を解説します。
プロフィールの書き方
手書きの履歴書の場合は、丁寧に書きましょう。
当たり前だろというツッコミを受けそうですが、その当たり前ができていればいいのです。
WEB上であれば、正確に入力しましょう。
便利で簡単であるがゆえにうっかりの打ち込みミスがあるかもしれません。
2度、いや3度確認してから次へ進みましょう。
職務経歴の書き方
新卒の就職活動では履歴書に小学校からの経歴を書きますが、派遣会社への登録では最終学歴の卒業のみの記載1行で十分です。
次にここが最も大切な部分ですが、職務経歴の書き方です。
紆余曲折あって派遣登録に辿り着く場合もあるでしょう。
私がそうでした。
その場合、全部正直に書かなければいけないのでしょうか?
いや、全部書く(入力する)必要はありません。
派遣会社が細かく追及してくることはありません。
もちろん、嘘を書く(入力する)ことはいけませんが、書きにくい事は書かなくても大丈夫です。
私が派遣会社に提出した履歴書にはそれまで4つ経験した職場のうち2つしか記載していません。
残りの2つは書きにくかったので。
お世話になった派遣会社の求人に応募してからスピーディーに事が進む中で、細かい経歴について聞かれることはありませんでした。
もし空白期間について聞かれたとしても、「何をしたいのか考えていた」「アルバイトで繋いでいた」などと答えれば問題ありません。
その他の項目
履歴書には趣味、特技といった上記と他の項目があります。
結論、派遣の場合は一切記載する必要はありません。
白紙で大丈夫です。
必要なのはプロフィールと職務経歴だけです。
あとは登録の際に派遣会社との面談でしっかりコミュニケーションをとればよしです。
派遣会社は登録してもらって、その人材を求める会社へ派遣することが仕事です。
履歴書は最低限の情報が揃っているかが問題で、その内容が選考に関係することはありません。
WEB登録など派遣会社それぞれの書式が用意されている場合は全ての欄を埋めるべきです。
それでも細かいテクニックは不要で、当たり障りのない内容で十分です。
登録時の派遣会社との面談も採用試験ではないので、履歴書(WEB登録)を元に自己アピールが必要になることもありません。
あくまでもプロフィールや経歴の確認と、今後の紹介に向けての希望条件の確認が目的です。
その後は派遣会社(担当者)にお任せしましょう。
まとめ
派遣で入社して正社員になる。
その目的に向かう上で、まず派遣会社に登録することは重要な第1歩です。
しかし、その重要な第1歩をスピーディーに、良い意味で手軽に踏み出せることが派遣のメリットです。
そこまでの経歴は関係ありません。
重要なのは、まずしっかりと選んだ派遣会社に登録して、担当者とコミュニケーションをとりながら最初の派遣先で真面目に勤務することです。
それが、書面上では表すことのできない何よりも確実な履歴になります。
その履歴をもって、次なる本命の派遣先を探しましょう。
経験上、それが最も失敗しない派遣から正社員になる流れです。
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