『無期雇用派遣』『技術者派遣』
調べれば調べるほど、この2つへの悪評が出てきます。
結論、無期雇用派遣と技術者派遣は避けるべきです。
理由は、派遣で正社員を目指すことと、方向が違うからです。
この2つでは派遣先の事業所で正社員になることはできません。
それは、『正社員派遣』と同じなので別記事を参照して下さい。
ここでは、さまざまな派遣の呼び方をまとめて整理し、その中で評判の悪いものについて理由を解説します。
派遣の呼び方まとめ
●登録型派遣=一般派遣
●常用型派遣=正社員型派遣、無期雇用派遣、技術者派遣
調べた結果、上記のような分け方になります。
調べた結果だというのは、恥ずかしながら派遣についてのブログを作ったにも関わらずこれらの言葉について無知だったからです。
私は、派遣とは上記の登録型派遣(一般派遣)しかないと考えていました。
常用型派遣(正社員型派遣、無期雇用派遣、技術者派遣)は、2015年に行われた労働者派遣法の改正によって生まれた形なので、10年以上前に派遣社員だった私が知らなくても仕方がありません。(言い訳)
『常用型派遣』『正社員型派遣』『無期雇用派遣』は、派遣会社の正社員となって派遣先で働く形。
その同じ形の意味から拾う言葉が変わっただけのもの。
『技術派遣派遣』はその中でもエンジニアを派遣する仕組みの呼び方です。
なぜ『無期雇用派遣』『技術者派遣』は評判が悪いのか?
それは、あたかも派遣社員ではないような印象、もしくは派遣先の正社員になれる印象を与えてしまうからです。
派遣会社の正社員となるので、確かに正社員ではあります。しかし、派遣先の企業から見ればあくまでも派遣社員です。
勤務先での待遇は正社員とは異なります。
さらに、派遣会社の正社員となっているので当然派遣先で正社員になることはありません。
よって、これらの形の派遣社員を受け入れている企業は、派遣社員を正社員に登用する気が無い企業だということになります。
「派遣から正社員を目指す」上では、絶対に避けなければならない形です。
『無期雇用派遣』『技術者派遣』を避ける方法
①大手の派遣会社を選択する
派遣会社によっては意図的に派遣社員ではないような印象を与えて募集を行っている場合があります。
それに惑わされない為には、大手の派遣会社を選択することが大切です。
大手の派遣会社では、常用型派遣を取り扱っている場合、違いがしっかり説明されています。
口コミも調べれば沢山触れることができるので、惑わされることはありません。
この点からも、大手であることは派遣会社をおすすめする重要な要素です。
②求人案件から選ぶのではなく、まずは派遣会社に登録をする
求人案件によっては、そもそも常用型派遣のものがあるかもしれません。
3年ルールに縛られず長く派遣社員を雇いたいと考える企業もあります。
当然、そういった企業は派遣社員を正社員に登用するつもりはありません。
正社員を目指すのであれば、その時間は無駄となります。
まずは派遣会社に登録してからしっかりと希望を伝えるべきです。
登録型派遣=一般派遣から、正社員を目指しましょう。
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